令和3年 盂蘭盆会 施餓鬼会 法要

本年もまたご先祖様、大切な故人さまに想いを寄せ、お迎えしてご供養する尊いお盆が巡ってまいりましたので、盂蘭盆会 施餓鬼会合同供養を厳修致しました。

急激に悪化していく新型コロナの感染状況を鑑みると、開催すべきか大変迷いましたが、ワクチン接種の進捗状況も考慮し、体温測定器と消毒液の設置、全員マスクの着用、窓をすべて開けて大型扇風機を回しての換気など出来る限りの感染予防策を徹底する事で、開催を致しました。いつもよりご参列も少なく、縮小して行いました。

新型コロナウイルスが蔓延してから、1年半以上が経過しましたが、未だに終息の兆しも無く、私たちの人知を超え、物凄いスピードでウイルスは日々変異しております。人心と経済は疲弊し、世界規模で混迷を極めております。そうした大きな社会不安が覆う今だからこそ、「祈る」行為や仏さまを拠り所とする事も大切なことの一つではないかと思うわけであります。

報道にもあるようにワクチンを接種していても感染のリスクは避けられません。

そうした新型コロナの不安がある中で、皆様の深いご理解をいただき法要が出来ましたことに心から感謝申し上げます。

1日も早くこの災禍が終息に向かい、皆様に平穏な日々が戻ります事を心より祈念申し上げます。

合掌

 

船橋市 明王院

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