秋のお彼岸

本日から秋の彼岸会です。入りはお天気に恵まれて快晴です。

気候も涼しくなり、だいぶ過ごしやすくなってまいりましたね。

常日頃はご多忙の皆様も、新型コロナウイルスの感染に気をつけながら、お墓参りに行き、仏さま、ご先祖さまに供花・供物・香を捧げ、お手を合わせて亡き人を偲びご供養致しましょう。

今回は新型コロナウイルスの影響により、ご参列しての秋彼岸会合同法要は行いません。法要は僧侶のみで厳修致します。

秋彼岸会は、ご先祖様をはじめ故人さまに感謝し、「命」や「つながり」を見つめなおしていただく大切な機会です。

また故人様は自分にとってどのような存在だったのか?
故人様との対話の時間、報恩謝徳の心を捧げる大切な供養でもあります。

新型コロナウイルスの流行で、様々な制限や我慢を強いられる生活が続き、疑念や怒り、憤り、不安に苦しめられる方も沢山いらっしゃると思います。

お大師様の言葉に「心暗きときはすなわち遇うところことごとく禍なり、眼明かなれば途に触れて皆宝なり」とあります。

心が沈んでいるときは、起こる出来事はことごとくわざわいに思えてしまう。眼を開いて物事を見れば、出来事は宝のように思える。

いつまでも辛い時は続きません。必ず光明が差し、物事は良い方向に進む時が来るでしょう。

信仰週間でもあります彼岸会に手を合わせて、仏さまご先祖様故人様に勇気を頂きましょう。

合掌