中門の扉が付きました。

明王院境内に建設中の中門の建具が付きました。彫刻は宝相華と呼ばれるもので、極楽浄土に咲くといわれている清浄な花です。
奈良時代に日本に伝わり、正倉院宝物にもこの文様の物が収められています。仏教装飾に多く見られるように元は仏の功徳を宝の相と見立てて花とした吉祥思想からきているという考えもあるようです。

真言宗 石動山 明王院