生き様は香りとなって残る

身は花とともに落ちつれども、心は香とともに飛ぶ
「性霊集」弘法大師

生ある者は必ず滅する、誰もがいつかは人生最期を迎える定めにあります。弘法大師は、「我々の身体は咲き開いた花のようにいつかは散って枯れ落ちてしまいますが、散った後もその清らかな花の香りが残り遠く漂うように、それぞれのかけがえのない人生を生きた証は周囲の方の心の中に残り続けるという意味です。

姿形は無くなっても、良き香りはその人の心の中に残り続けて、受け継れていくでしょう。

船橋市 真言宗 石動山 明王院

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