特別展『空海と真言の名宝』のご案内
暑い日が続いておりますが、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、令和八年七月十四日より東京国立博物館において、弘法大師生誕一二五〇年記念特別展「空海と真言の名宝」が開催されております。
本展は、真言宗十八本山ならびに真言宗各派の寺院に伝わる貴重な名宝が一堂に会する、またとない機会でございます。

弘法大師空海によって開かれた真言宗は、長い歴史の中で各派へと分かれ発展してまいりました。その中で中心的な役割を担い、現在も後七日御修法を支えているのが、真言宗各派総大本山会(各山会)に所属する十八本山でございます。
本展では、十八本山ならびに関係寺院に伝わる数々の名宝を通して、空海と真言密教の世界が紹介されております。
空海ゆかりの名宝、密教美術の精華、密教図像の世界、後七日御修法に関する品々、真言宗各派に伝わる彫刻や秘仏など、八十八件に及ぶ貴重な文化財をご覧いただくことができます。
なお、総本山根來寺からは、真言宗中興の祖である興教大師覚鑁上人の「興教大師坐像」ならびに「鳥羽天皇御尊幅」が出品されております。
弘法大師空海が開かれた真言密教の教え、その歴史と文化に触れることのできる、まさに勝縁でございます。
ぜひご家族やご縁のある方々とお誘い合わせのうえ、ご高覧賜りますようご案内申し上げます。
当山では、こうした仏教の教えや文化に触れる機会を大切にしながら、日々のご供養をお勤めしております。
船橋市の真言宗寺院として、皆様が安心して手を合わせていただける場所であり続けられるよう、これからも努めてまいります。
本展を通じて、弘法大師が伝えられた仏教の智慧や、その尊い文化に触れ、日々の暮らしの中で仏様に心を向け、手を合わせる大切さを改めて感じていただく機縁となりましたら幸いです。
合掌


